紅蓮のネタ帳

技術系の話を中心とした雑多なブログ

SIMフリーのXperiaはカメラのシャッター音が消せる

気温が上がったり下がったりで、衣替えのタイミングに迷っている紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日はカメラのシャッター音についてです。
現在、メインの端末でXperia 5(IIではなく無印)のSIMフリー版をを使っていますが、SIMフリー版のXperiaは外部アプリ等を使わずに、隠し設定から純正カメラアプリのシャッター音を消せるといった情報を仕入れたので、それをやってみた件のご報告です。

Xiaomi機がシャッター音を消せるらしいので…

本題からは脱線するが、シャッター音の設定に関して調べるきっかけは、フォロワーさんがXiaomi Mi 11 Ultraを話題にしていたので、Mi 11 Ultra/Mi 11 Lite 5Gについてスペックを調べているときに見つけた記事だった。

カメラの設定に関して詳しく解説している記事で「XiaomiのMIUI(AndroidベースのカスタムROM)は地域を手動で日本・韓国以外にすることで、シャッター音のON/OFFの設定がカメラの設定画面に出るようになる」との記述があり、Mi 11 Lite 5Gの日本向けモデルでもこの仕様は有効とのこと。マジか。

そして、この記事もを読んでふと思った。
「もしかして、手持ちのXperiaSIMフリー機でもこの手の隠し設定があるんじゃないか?」と。

調べてみたら、Xperiaにも隠し設定はあった

善は急げで、さっそくGoogle検索してみる。
Xperia シャッター音」で、最初に出てきたのがこの記事。

smhn.info

ビンゴである。
SIMフリー版のXperiaには、シャッター音のON/OFFを変更できる隠し設定が用意されているのだ。

記事ではXperia 1 IIのSIMフリー版を使って検証しているが、手持ちのXperia5のSIMフリー版(Android 10→11にアプデ済み)でも問題なく設定はできた。

設定の出し方は「SIMを抜いた状態でカメラの設定画面を開く」

記事にも書かれているが、SIMフリーXperiaであれば設定方法は共通で、SIMを抜いた状態でカメラの設定画面を開くと「カメラ操作音」の設定項目が表示されるようになっている。

f:id:glenxar:20210905223104p:plain

SIMが入っている状態の設定画面

こちらはSIMが入っている状態の設定画面。
シャッター音に関する設定項目はない。

 

f:id:glenxar:20210905223824p:plain

SIMを抜いた状態の設定画面

続いて、SIMを抜いた状態の設定画面。
「共通」のカテゴリ内に、SIMを入れた状態では出なかったカメラ操作音の設定が現れる。

デフォルトだとカメラ操作音の設定はオンになっているが、この設定をオフにすることで、カメラのシャッター音は鳴らなくなる。
設定はたったこれだけ。ね、簡単でしょ?

ちなみに、SIMを抜いている状態でしかカメラ操作音の設定は表示されないが、SIMを入れた状態でも設定は保持されるようになっているため、一度設定さえしてしまえばそれ以降シャッター音は鳴らないようになる。

SIMの抜き差しの際の注意点

情報源(すまほん!!の記事)では、

日本キャリアがメーカーに強いている「SIM抜き差しで強制再起動」という、しょうもない挙動もない

…といった記述があるが、Xperia5での検証時にはSIMを抜いた際に強制再起動が発生した。
この辺はXperiaSIMフリー版であっても、機種ごとに挙動が異なる可能性があるので要注意。

公式マニュアルでは電源を入れたままのSIM抜き差しはNGとなっている

ソニー公式サイトのHTMLマニュアルにSIMの挿入に関する記事があったので、リンクを貼っておく。

helpguide.sony.net

ここから引用すると、

データの破損を防ぐために、SIMカードmicroSDカードを出し入れするときは、本機の電源を切ってください。

…といった注意書きが載っているのでので、メーカー的にも電源を入れたままのSIMの抜き差しは非推奨となっている。
トラブル防止のため、マニュアルの通り電源を切ってからSIMの抜き差しを行うのが賢明だろう。

パソコン買い換えました(セットアップ編)

7~8月は色々ドタバタしていた紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回に引き続き、パソコン買い替えの話です。
下書きに記事を入れて2ヵ月ちょっと経ってしまいましたが、とりあえず公開します。

初期設定

パソコンの初期設定としてやった内容はざっとこんな感じ。

  • Windows10をローカルアカウントでセットアップ
  • プリインストールされてるマカフィーのアンインストール
  • esetのセットアップ
  • Google Chromeのセットアップ

Windows10はローカルアカウントでセットアップした。
なぜローカルアカウントにしたかというと、Microsoftアカウントでログインする運用にするとWindows Update適用時にパスワードを聞かれる等の面倒なことが多いため、ローカルアカウントのほうが運用しやすいといった理由があるためだ。 

サブ機のノートPCはMicrosoftアカウントでログインするようにしてしまったため、時折こんなトラブルも起きたりする。
Windows10のセットアップ時は画面の案内の通りにセットアップしようとするとMicrosoftアカウントでログインするよう誘導されるようになっているが、特段の理由がなければローカルアカウントでセットアップするのが無難であろう。

esetのインストール(マカフィーのアンインストール)

f:id:glenxar:20210629223611j:plain

esetのダウンロードカード

今回セキュリティソフトはesetを入れてみることにした(ちょうどPrime Dayで安売りしてたので)
esetを入れる際の注意点はこんな感じ。

  • esetのインストーラーには他社製セキュリティソフトの検知機能はあるが、他社製セキュリティソフトのアンインストール機能はない
    手動で他社製セキュリティソフトをアンインストールする必要がある*1
  • スマホでダウンロードカード掲載のQRコードを読み取って登録しようとするとスマホ版のeset(これもライセンス1台分)のダウンロードに誘導されるので、登録作業はパソコンから行う必要がある
  • esetとGoogle検索しても実行ファイルのダウンロードサイトが上位に出てこないので、URLの手打ちがほぼ必須
  • ユーザー登録はWebサイトではなくアプリケーション上で行い、ライセンス情報はローカルにテキスト保存&登録したメールアドレス控えを送信
    他のパソコンにインストールする際はライセンス情報に含まれるプロダクトキーが必要なので、テキストファイルやメールは大切に保管する

一応、パソコンに慣れている人であれば難なくできるとは思うが、セットアップはかなりめんどくさい部類に入る。
自作PCでもない限り、だいたいのパソコンにマカフィーがバンドルで入っているので、まずこれをアンインストールして、そのあとにesetを入れる必要がある。

また、esetのダウンロードサイトが出ないのは、もともとダウンロードカードなしでオンライン販売もしているソフトであるため、おそらくダウンロードページには無用なアクセスがないように検索除けが入っているのはないかと思う。
一応、「eset ダウンロード」のような形で検索すれば公式サポートページのダウンロードリンクにはたどり着けるが、このページはesetの他製品のダウンロードリンクもひとまとめになっているため、URLを手打ちするのが一番早くて確実となる。

Google Chromeのセットアップ

f:id:glenxar:20210629232005p:plain

Microsoft EdgeChromeをダウンロードする

esetを入れたら、お次はGoogle Chromeのセットアップ。
インストーラーをダウンロードするためにMicrosoft Edgeを起動してBingで検索することになるが、この辺はMicrosoftも想定しているのか、割と切実な引き留めがある。

検索エンジンに細工を入れるくらい切実なんだなー、と感心しつつ、引き留めは無視してダウンロード&インストール。
Chromeはインストール後にGoogleアカウントでログインするだけでブックマークや拡張機能をすべて復元してくれるので、ほぼインストールのみで使える。素晴らしい。

旧PCからのデータ移行

f:id:glenxar:20210629232924j:plain

SATAのUSB変換アダプタ

パソコンの最低限のセットアップが終わったので、データの移行も続けて実施した。
紅蓮の知る限り、データ移行の方法で有効なのは以下の4通り。

  • 外付けHDDを使う
  • オンラインストレージを使う
  • SSD・HDDを共有状態にしてLAN経由でコピーする
  • SDD・HDDを取り出してSATA変換ケーブルで接続する

他にも専用USBケーブルと移行ソフトを使う方法などがあるが、専用ソフトの購入が必要かつ、買ったUSBケーブルがほかの用途で使用できない等の不便な点が多いため、個人的には論外と思っている。

上記に挙げた4通りのうち、上3つの方法はいずれもコピー中は移行元のPCの電源を入れておく必要があり、今回の旧PCの故障の症状(突然の電源断が発生する)ではコピー作業中に電源が落ちる可能性があるため、危険と判断した。
SATA→USBの変換アダプタを買うことにはなったが、今回のようなデータ移行やHDD・SSDの故障時のサルベージに汎用的に使えるため、変換アダプタは持っておいて損はないと思う。

実際に移行処理を行った際の状況は以下の通り。

  • 旧PC Cドライブ(SSD/OS格納)
    OS格納のドライブは不用意に丸ごとコピーすると、Program Filesフォルダを中心にコピーガードがかかったファイルが入っている場合があり、エクスプローラーが異常終了する場合がある。
    なので基本的にユーザーフォルダのコピーのみ行い、プログラムは新PCでインストーラーを実行してセットアップすることになる。
    ただし、ユーザーフォルダの配下にあるAppData内にコピーガード入りの実行ファイルを配置するお行儀の悪いプログラムがいるので、AppDataはコピー対象から外しておくと吉。
  • 旧PC Dドライブ(HDD/データ格納)
    こちらは丸ごとコピーで問題はない。
    600~700GB程度のデータ量だったが、コピーは2~3時間で完了。
    HDDなのでSSDと比べると転送速度はだいぶ遅いが、USB 3.0のアダプタを使っているのでそこまで遅いといった感じではなかった。

これで最低限使える状態にはなった

とりあえずデータ移行まで済ませて、PCが最低限使える状態にはなった。
あとは各種ソフトやユーティリティを入れたり、プログラミングの開発環境作ったり等々あるが、その辺は気が向いたら個別記事として書こうと思う。

*1:Windows Difenderは自動的に無効化されるので、そのままにしておいて問題ない

パソコン買い換えました(開梱編)

お仕事の繁忙期(客先のシステム新規稼働)が落ち着いた紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回、パソコンの不調で買い替えを検討中な旨を記事にしましたが、善は急げでBTO注文しました。

f:id:glenxar:20210627214638j:plain

新デスクトップPC(マウスコンピューター SLシリーズ)

結果的にちょうどWindows 11発表の前に買う形になってしまい、先行きがちょっと不安ではありますが、タイミング的にそろそろ買い換えないとまずかったので、Win11に対応できなかったらできなかったでその時考えようと思います。

ゲームやらないのでスペックは合理化

前回の記事を書いた直後に「やっぱりパソコンでゲームやらないし、ゲームやる前提のスペックで買うと宝の持ち腐れになる」と思い直し、いろいろ合理化。

  • ミニタワー(グラボを入れる必要があるため)→スリムタワーで十分
  • CPUはCore i7あたりCore i5で十分
  • メモリ8GB以上→8GBで確定
  • SSD512GB以上+HDD1TB以上→HDDは1TBと2TBで数千円しか違いがないため、SSD512GB+HDD2TBで確定
  • CPU内蔵グラフィック(自前でグラボを入れるため)→グラボは入れずに内蔵グラフィックで運用
  • 電源500W以上(グラボを入れる必要があるため)→300Wで十分

この構成でマウスコンピューターBTOを組んだところ、送料とCore i5モデルのセール割引含めて10万円弱で買うことができた。
当初のCore i7・ミニタワーの構成だと13万円近くしたので、約3万円節約できたことになる。

受け取り・開梱作業

f:id:glenxar:20210627215752j:plain

荷姿

注文から約1週間でPCが発送された。
宅配ボックスに入るもんだと思って「注文時に配送時間を指定するのを忘れる」というやらかしがあったが、確実に受け取れる日に再配達を指定し、無事に到着。

後の祭りにはなるが、「約10万円のパソコンを宅配ボックスに入れる」という発想はかなりリスキーなので、こういうお品物は対面受け取り前提でちゃんと時間指定しないとダメだと思う。
今回の反省として、「パソコンに限らず、高額商品の受け取りはきちんと日時指定する」のを肝に銘じたい。

f:id:glenxar:20210627220244j:plain

開梱して並べてみた

ミドルタワー→スリムタワーの買い替えとなるので、筐体サイズは小型化&スリム化。
横に並べてみるとその差がわかりやすい。

接続端子類は近代化

f:id:glenxar:20210627220551j:plain

裏面の接続端子類

開梱のついでに接続端子類を確認してみた。
表面の写真は前項ですでに掲載しているので割愛する。

【表面】

  • USB3.0ポート×2
  • 3.5mmオーディオジャック
  • SDカードスロット
  • DVDドライブ(薄型)

【裏面】

  • USB3.0ポート×4
  • PS/2ポート
  • 3.5mmオーディオジャック
  • LANポート(Gigabit対応)
  • HDMI
  • DisplayPort

買い替え前のモデルにはUSB 2.0ポートと3.0ポート、映像絡みだとHDMI・DVI・VGA(D-Sub)端子あったが、新しいパソコンではUSBポートが3.0のポートに統一され、映像関連はHDMIとDisplayPortに置き換わっていた。
古い規格はこうやって駆逐されていくんだな…と時代の移り変わりをしみじみと感じたひと時だった。

また、今回はDVDドライブ付きでBTOを頼んだが、今はデスクトップPCでもスリム型の光学ドライブが搭載されるようだ。
スリム型のドライブといえばもともとはノートパソコン用だったが、最近はノートパソコンに光学ドライブが搭載されなくなってきているので、「ノートパソコン用」といった認識は改めないとならないかもしれない。

次回予告

内容が長くなるので、初期設定とかの話は次回書きます。
今回はこの辺で。

デスクトップPCの買い替えを検討中

デスクトップPCが不調なので今日もサブ機のノートPCから記事を執筆する紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

デスクトップPCは起動するものの、不調の症状が確定的になってきたので買い替えざるを得ないかなーと思うようになりました。
現時点で考えている内容についてまとめてみます。

デスクトップPCの購入時期とスペック

販売元(マウスコンピューター)の購入履歴をたどってみたところ、デスクトップPCの購入時期は2014年10月であることが分かった。
パソコンの寿命は平均5年と言われているので、特段の不調もなく6年半動いていたと考えれば御の字というか大往生とみて良いだろう。

スペックは下記の通り。

  • Windows7 Home→Windows 10 Home
  • Core i7-4790
  • メモリ8GB
  • 120GB SSD→512GB SSD
  • 1TB HDD
  • GeForce GTX760
  • 80+ Silver 500W
  • G-Tunes ミニタワーケース

一応、当時のネトゲがだいたい動くスペックでBTO購入したが、ほぼネトゲはやらずにパソコンの寿命のほうが尽きてしまった形になる。

不調の原因は電源かマザーボードの寿命

今回起きている不調は「起動から数十分~数時間程度経つと突然電源が落ちる」といった症状である。
メモリやストレージ(SSD・HDD)の異常であればブルースクリーンが出るが出るはずだが、何の前触れもなく突然電源が落ちるため、電源ユニットかマザーボードの寿命の可能性が高そうだ。

メモリやストレージ、グラボの異常であれば該当パーツを取り換えるだけで済むので比較的対処は楽だが、電源ユニットやマザーボードの故障となると色々めんどくさいので、予防交換も兼ねて新しいパソコンに買い換えたほうが良い、といった考えに至っている。
SSD・HDDも今は問題なく使えているとはいえ、耐用年数を考えるとそろそろ危ないと思うし。

新しいPCをどのくらいのスペックにするか

買い替えを決めたとはいえ、どのくらいのスペックにするかがなかなか決められず、購入に二の足を踏んでいる。
それに加え、仮想通貨関連の特需の影響で、グラフィックボードを中心とした半導体の品薄・価格高騰が発生しているため、買い替えの時期としてはあまり良くないのも購入をためらっている理由だ。

とはいえ、サブ機のモバイルノートのマシンパワー・ストレージ容量だとどうしても力不足となるため、購入しないわけにはいかない。
悩ましいところである。

GeForce GTX760は部品取りして使える?

6年落ちとはいえ、手元に当時のミドルエンドのGPUがあるので部品取りして使う前提で考えてみる。

androgamer.net

流石に現行機種と比べると力不足は否めないが、エントリークラスとしては十分に動作するようだ。
4K解像度はそもそも対応ディスプレイを持っていない&買うつもりもないので考慮しなくても良いし、重たいゲームをやる予定は今のところないので、つなぎとして使う分にはGTX760で十分であろう。

BTOのお値段は

上記を考慮したうえで、最終的なスペックを考えるとこんな感じ。

  • ミニタワー(グラボを入れる必要があるため)
  • CPUはCore i7あたり
  • メモリ8GB以上
  • SSD512GB以上+HDD1TB以上
  • CPU内蔵グラフィック(自前でグラボを入れるため)
  • 電源500W以上(グラボを入れる必要があるため)

この条件で探すと、各社ともにだいたい11~13万円程度の値段になる。
6年前のパソコン購入時はグラボ込みで10万円前後で済んだので、グラボ抜きでこの値段と考えると半導体の値段は上がったんだな…と実感する。

ミニタワーだとBTO各社ともにストレージやグラフィックボードの構成は融通が利くものの、電源ユニットの取り扱いのバリエーションは会社によってかなり差が出るので、この辺はBTO選びのポイントになるかもしれない。
エプソンダイレクトは350W・650Wしか選べないので個人的には論外。

とりあえずもうちょっと悩んで決めようと思う。

SIMフリー機でのauのAPN設定時の注意点

緊急事態宣言は解除されませんでしたが、とりあえずジム各社が営業再開したので安堵している紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回はauのAPNの設定の話です。
手持ちのAndroid端末(SIMフリー機)にauのSIMを挿してAPNを手動設定した際、色々ハマったので注意点をまとめました。

auのSIMは挿すだけで使えるわけではない

元々国内の三大キャリアは自社販売端末にSIMを挿して使うことを想定しており、auのAPNも2019年6月頃まで非公開だった。
端末の発売時期やメーカーにもよると思われるが、SIMフリー端末や他社端末(SIMロック解除済)にはauのAPN情報はプリセットされていない場合があり、その場合はAPN情報を手動設定しないと通信はできない。

Xperiaの「インターネット設定」の機能で対応できないパターンあり

f:id:glenxar:20210605213012p:plain

Xperiaのネットワーク設定画面

SIMフリーXperiaの独自機能として、ネットワーク設定の画面に「インターネット設定」のボタンがある。
Wi-Fiに接続した状態でこのボタンを押すとAPN情報をどこかから(恐らくソニーのサーバーから)読み込んで、プリセットのAPNの設定を最新の状態に更新してくれる便利な機能だ。

ドコモと楽天モバイルのSIMはこの方法で半自動的にAPN設定をすることができたが、auのSIMではこの方法は通用しなかった。
自動設定では「LTE NET」ではなく、新プラン向けの「5G NET」および「5G NET for DATA」のAPN情報を拾ってきてしまうためだ。
5Gプラン契約者であれば恐らくこの方法で解決する可能性が高いので、その場合は自動設定に任せてしまうと良いだろう。

また、この独自機能は「手動設定したAPN情報をすべて消去して、サーバーから取得したAPN情報で置き換える」といったありがた迷惑な挙動をするため、手動設定しているAPN情報がある場合に使用すると惨事になりかねないので注意。

APN設定は「公式サイトにある項目だけ」を入れ、残りはデフォルトにする

Google検索すると二次ソースの記事(ブログやITMediaのニュース記事等)がヒットすると思うが、結論から言うと二次ソースに載っている情報が正確とは限らないので、au公式サイトのAPN情報をもとに設定するのが正しい手順となる。

www.au.com

 

APN情報の部分にあるAPN・ユーザ名・パスワード・認証タイプのみを設定し、残りの項目はデフォルト値のまま設定を保存するのが正解となる。
例外として、名前(APNの表示名)は任意の文字列を設定しても通信に一切影響しないので、ここは「au LTE NET(手動設定)」のような分かりやすい名前をつけておくと良い。

二次ソースのサイトによっては上記以外にAPNタイプやAPNプロトコル等を設定している場合があるが、この設定を弄ってしまうと正常に通信できない場合があるので弄らないほうが良い。

余計な設定をするとテザリングが機能しなくなる場合がある

 ここからは失敗談となるが、二次ソースの記事を見ながら設定を行ったところ、とりあえずは4G通信できるようになった。
端末単体で使うなら特段の問題は出ないので、恐らく二次ソースの記事を書いた人はそれ以上の検証をしなかったのだろう。

問題はテザリング使用時で、テザリングで他の端末を接続して使おうとすると、DNSとの通信に失敗してインターネットに接続できない症状が出るのだ。

原因の切り分けとして下記を行った。

  • 複数のWindows機からの接続
    →同様の症状が出たので、恐らくAndroid端末がおかしい
  • auのSIMをiPhoneに挿してみる
    →正常にテザリングできるので、SIMや契約内容は正常
    Android端末がおかしい
  • AndroidのSIMをドコモのSIMに切り替える
    →正常にテザリングできるので、auのAPN設定がおかしい

APN設定がおかしいところまで突き詰めたものの、その先はネットを調べても解決しなかったので途方に暮れていた。
そして、手あたり次第に設定画面を弄っていたら、前述のありがた迷惑機能「インターネット設定」を押してしまい、APNの設定が消去されてしまった。
/(^o^)\ナンテコッタイ

APNを正しく設定すればテザリングもできる

不本意のAPN設定消去が発生したが、不幸中の幸いか、これが意図せず突破口となった。
強制的にAPNを再設定することになり、この際に「もしかしたら二次ソースが間違ってるんじゃないか」と思ったため、au公式サイトのAPN設定を探し、その情報を参考にAPNの設定を行うことにした。

とりあえず公式サイトに書かれている設定内容だけを設定し、残りはデフォルトで設定を保存したところ、Android端末単体の通信とテザリングの両方が問題なくできるようになった。
後から当初参考にした二次ソースと公式サイトの内容を見比べてみると、二次ソースの設定項目が公式サイトより多く、余計な設定をしていたのが分かった。

公式サイトや公式リファレンスが役に立たない場合も多く、二次ソースの情報を見たほうが早いのは「IT業界あるある」ではあるが、今回のように二次ソースの情報が不正確な場合もあるので、公式情報も確認する習慣は身に着けていかなければならないとは感じた。

Windows Update適用後にMicrosoftアカウントのパスワードを聞かれて困った話

メインのデスクトップPCが不調のため、サブ機のノートPCからブログを投稿する紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は例のサブ機(Windows10)を起動した際に、Microsoftアカウントのログイン画面が出た話です。

20H2の5月更新では起動時にMicrosoftアカウントを確認される場合がある

f:id:glenxar:20210530174128j:plain

Windows Update適用後の起動画面

Windows Update適用後に時たまWindowsセットアップの青画面が出ることがある。
大体はMicrosoft Edgeや変な機能の押し売りなので通常はスキップできるが、5月の更新ではプライバシー関連の変更が入っているらしく、Microsoftアカウントでのログインを求められた。

正攻法でパスワードを入力しようと思ったが、入力欄にカーソルを合わせても何も出てこない。
そう、何も出てこない。
Windows Update後に出てくるMicrosoftアカウントの認証ではパスワードマネージャー等は一切使えないのだ。

この画面は非常にタチが悪く、Microsoftアカウントの認証が済まない限り通常のWindowsの画面に進ませてくれないので、ブラウザ等に保存しているパスワードを確認することはできない。
Microsoftアカウントとして使っているメールアドレスにPINコードを送信し、画面からPINコードを打つことでパスワードをリセットできるが、スマートフォンや他のPC等で受信したメールを見られない場合詰むので色々と優しくない。

一定以上の知識を持ったユーザーであれば冷静に対処はできるとは思うが、あまり慣れていないユーザーだと「なんか普段出ないログイン画面が出て先に進めない!」といった感じで「パソコンが何もしてないのに壊れた!」と同じようなパニックに陥りかねない気はする。
本当にこの画面設計は良くない。というか最悪に近い。

パスワードマネージャーを「microsoft」で検索しても出てこない

とはいえ、パスワードマネージャーの確認すらできない状態で、Microsoftに誘導されるままパスワードのリセットをするのは非常に納得いかないので、メインのデスクトップPC(不調だが起動はする)を起動してChromeのパスワードマネージャから探すことにした。

まずは単純に「microsoft」と入れて検索してみる。

f:id:glenxar:20210530183858p:plain

Chromeのパスワードマネージャーを「microsoft」で検索した結果

結果は2件で、ユーザー名を見ると「.co.jp」の仕事用メールアドレスしか出てこない。
個人アカウントのログイン情報もパスワードマネージャーに入れてあるはずだが、出てこないのは何かがおかしい。

数分悩んでみたところ、そもそも検索条件が合っていない可能性が浮かんできた。
それならブラウザからMicrosoftの公式サイトにログインして、ログイン画面のドメインを確認すればいいといった結論に至った。

Microsoftアカウントのログイン画面のドメインはlogin.live.com

f:id:glenxar:20210530185311p:plain

Microsoftアカウントのログイン画面

実際にログイン画面を開いて確認してみたところ、ログイン画面のドメインは「microsoft.com」ではなく「login.live.com」だった。
案の定、パスワードマネージャーでの検索条件が間違っていたことになる。

ちなみに、なぜ「live.com」なんてドメインを経由しているかというと、Microsoftが元々やっていたWebサービスに「Widows Live」というものがあり、Microsoftアカウントの前身となったのがWindows Liveにログインするための「Windows Live ID」であるため。
そのころから運用されているドメインに今もログイン画面がある、といった形になる。

なお、Windows LiveについてはMicrosoftが2012年に段階的な廃止を発表し、現在は多くのサービスが終息している。
恐らくイマドキのスマホネイティブ世代はWindows Liveなんて絶対に知らないだろうし、インターネット老人会にネタとして持ち込んでも怒られない気はする。

f:id:glenxar:20210530191528p:plain

Chromeのパスワードマネージャーを「live.com」で検索した結果

検索条件が分かったので、さっそく「live.com」でChromeのパスワードマネージャーを検索してみた。
下から2番目にGmailのアドレスで登録したアカウント情報が出てきたので、ビンゴである。

パスワードを確認する際には、該当のアカウントの右側にある目のマークをクリックすれば良い。
この時にローカルアカウントだとWindowsログイン時のPINを聞かれるので、適宜入力してやるとパスワードが画面に表示される。

Microsoftアカウントの認証はできたが…

Microsoftアカウントのパスワードを覚えていないほうが悪いと言われればそれまでだが、サブ機のパソコンが使えるようになるまでここまで苦労するとは思っていなかった。

OSのアップグレード時の初期ログイン、Windows10のメジャーアップデート後ならともかくとして、通常のWindows Update適用時にWindowsへのログインを邪魔されるのはかなりストレスなので、この辺は改善を願いたいものだ。

緊急事態宣言下で営業しているジムと休館しているジムがある経緯をまとめてみた

今日は天気の良い休日ということで、買い出しと洗濯大会に勤しむ紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は筋トレというかスポーツジムの話です。
やたらとタイトルが長くなってしまいましたが、略しようがなかったのでこうなりました。

足並みの揃わないフィットネス業界

紅蓮の通っているジム(都内店舗)は、4月末からの緊急宣言で1ヶ月以上休業が続いており、物理的にジムに行けない状態が続いている。

しかし、すべてのスポーツジム・スポーツクラブが休業しているわけではないようで、Twitterを見ていると、普通にジム通いしている人も散見される。
単純に居住地が都内以外(マンボウが出ているだけの地域は時短はあるものの原則として営業している)なのかと思いきや、都内住みでもジムに行っている人がいるのだ。

休業しているか否かはジムの系列や店舗規模によって異なる

記事執筆時点の都内における状況をまとめてみた。
思い込みによる間違いや例外等がある可能性もあるので、最新の状況は各社の公式サイトを必ず確認してほしい。

全館休業している系列

業態により営業・休業が異なる系列

原則として営業している系列

  • ゴールドジム
    5/11(火)まで一部大型店のみ休業、大多数の店舗は通常営業
    休業店舗所属会員は定期休館日と同様に他店利用を許可する措置
    5/12(水)から全店営業再開(一部大型店の施設利用制限あり)
  • エニタイムフィットネス
    通常営業

上記説明に出てきた「セルフジム」は、ジムにトレーナーが常時駐在しないタイプの業態のことを指す。
エニタイムフィットネスと同じ業態と思ってもらえれば良い。

サブタイトルにも書いているが、こう並べてみるとフィットネス業界の休業要請に対する足並みは揃っていないことが分かるだろう。

休業要請を無視している系列の主張

大人しく休業要請に従っている系列については後回しにして、まずは休業要請に反発、というか無視している系列の主張について見てみよう。

エニタイムフィットネスは休業要請を何故無視するのか

今回の4月下旬~5月末の緊急事態宣言と、それに伴う休業要請は「ゴールデンウィーク中の大型商業施設の休業」を趣旨としている。 www.anytimefitness.co.jp

エニタイム公式サイトに掲出されている案内文には、次のような文言がある。

今回の内容についても、エニタイムフィットネスの各店は特措法に基づく休業要請対象には該当しないため、これまでと変わらず、対象都道府県を含め通常通り営業いたします。

要するに、エニタイムの店舗は小型店のため「大型商業施設」にはあたらないということ。
人数が集まったとしてもそこまでの大人数にならないので、営業を制限されるいわれはないわけだ。

ゴールドジムはなぜ休業要請を無視するのか

続いて、ゴールドジムが休業要請を無視する理由を見ていこう。

前述しているが、ゴールドジムはGW期間前後に大型店のみ休館し、その間は休館日の他店利用の制度に従って休館店舗所属の他店利用を認める措置を取った。
そして、緊急事態宣言の延長に入ったタイミングで大型店含め全店の営業を再開した。

トレーニーからしてみれば至れり尽くせりで、大型店休館の形で休業要請の趣旨は尊重しつつも、最大限休業要請には反抗(無視)する形で会員の便宜を図っているように見える。 www.goldsgym.jp

上記ページ掲載のPDFから内容を引用するが、ゴールドジムの主張は下記のようになっている。

 弊社といたしましては、政府と各自治体からの緊急事態宣言延長の発表を受け、フィットネスによるお客様の健康維持、免疫力向上を促進させていただきたいという社会的意義を考慮した結果、5 月12 日(水)7:00 より、臨時休館中の店舗におきまして、営業面積を制限したうえで営業再開をさせていただくことになりました。これは臨時休館による近隣店舗の密を防ぐという意味もございます。愛知県、福岡県の店舗につきましても営業継続させていただきます。
 1 年以上続いているコロナ禍において、運動による筋力低下の防止、脂肪燃焼によるメタボ対策、 心肺機能の向上、骨粗鬆症の防止、メンタル面の安定など「フィットネス」は性別を問わずあらゆる世代にとって必要不可欠なものといえます。
 弊社は「フィットネス」=自分にとってちょうどいい健康的な生活習慣と定義しています。子供から高齢者の方まで無理をせず、自分にあった健康的な習慣を身につけていただき、元気・健康という、本当に大切なものを手に入れていただきたいと強く願っております。

紅蓮としては、ゴールドジムの主張には全面的に賛同したい。
要するに、休業要請に従って休業するよりも大事なものがあるということである。

この辺はゴールドジムらしいというか、健康とカラダ作りに真摯に向き合う社風が強く出ている部分と言えるだろう。

現実に起こっている問題として、紅蓮の周囲でも、コロナ太りの話はそこそこ耳にするようになった。
ゴールドジムの主張でも「メタボ対策」が明言されているが、スポーツ施設が開いていることの社会的な意義というのはやはり大きい。

業界ガイドラインには強制力がない

そもそも論の部分になるが、ここまで各社の営業状況に違いが出るのは、フィットネスの業界団体が出しているガイドラインに強制力がなく、従うかどうかは任意となっているためだ。

www.fia.or.jp

上記は今年1月の緊急事態宣言の際に出たガイドラインである。
ジムの営業に関しては、PDF一覧の一番上にある「令和3年1月緊急事態宣言等に伴うクラブの運営について」のPDFを確認してほしい。

そして、4月の緊急事態宣言に関してはガイドライン改定等は一切されていないので、フィットネス各社ともに1月の緊急事態宣言の際のガイドラインを準用する形をとっている。
緊急事態宣言が再び発出されているのにも関わらず、公式サイトにはそれに対応する声明やガイドライン改定の話も出てないないあたり、業界団体としてはあまり真面目にかじ取りをする気はないように感じる。
政府や自治体に振り回されるのはもう疲れた、って感じもしなくはないが。

 緊急事態宣言が発出され各自治体の取り組みが発表されました。
 昨年のような営業休止要請はなかったものの、自治体により首長による営業時間
短縮要請の対象になっています。この要請は今回、協力の呼びかけ・働きかけ、という表現になっています。

(中略)

 一都三県の全生活者に対して20時以降の外出自粛が呼びかけられている点、フィットネスのみならず、人が集まるとされる広範囲な施設・店舗・催事に対する依頼である点、などを考慮し、会員や広く世論の理解を得られるよう、以下をご参考に各社にてご判断頂けますようお願い申し上げます。


①営業時間短縮
 強制力を伴わない「事業者への働きかけ」であることに鑑み、20時までを基本としつつ地元自治体の方針に基づいた各社ご判断による時間設定も検討可能であると考えます。

PDFから要点を引用すると上記のようになる。
行政側からの休業要請はあくまで「呼びかけ・働きかけ」であり、強制力が伴わないことは協会側も正しく認識している。

そして、それを踏まえて時短要請(今回の場合は休業要請)に従うかは各社判断とする旨を繰り返し明言しており、協会側が実質的に各社の逃げ道を作った形になる。
悪く言えば協会の責任逃れではあるものの、これによりフィットネス各社が営業継続・休館の判断を柔軟に行うことにお墨付きを与えた形になる。

休業するのも正しい判断

紅蓮のスタンスとしては、休業要請に強制力はないため、ゴールドジムのようにきちんとコロナ対策したうえで通常営業するのがあるべき形とは考えている。

しかし、ティップネスコナミスポーツセントラルスポーツのように、休業・休館するのもまた正しい判断であり、その裏付けとして業界団体の「休業要請に従うかは各社判断とする」といったガイドラインが存在する。
ジムの会員がどう思うかは別として、間違ったことは一切していないのだ。

「会員」と「世論」のどちらを取るか

協会のガイドラインを再度引用するが、注目すべきはこの文である。

会員や広く世論の理解を得られるよう、以下をご参考に各社にてご判断頂けますようお願い申し上げます。

「会員や広く世論の理解を得られるよう」とあるが、これを「会員」と「世論」に分解すると話が理解しやすくなるだろう。

 休業・休館した系列は、「世論」を優先した結果、休館・休業を決めた。
そのため、「会員」に関しては完全に置き去りになっている。

営業を継続した系列は、「会員」を優先した結果、営業継続を決めた。
あくまで会員の便益が第一で、「世論」に関しては二の次。

繰り返しになるが、どちらも間違っておらず、どちらも正解である。

通っているジムが休館している場合はどうするか

蛇足とはなるが、やはり「ジムが休館していて筋トレができない」という問題が目の前に存在するので、今年1月の緊急事態宣言のころから対策に関しては色々思い悩んできた。

  1. ホームトレーニングの環境を構築する
  2. 都外に引っ越す
  3. ゴールドジムに移籍する
  4. エニタイムに移籍する
  5. 我慢する

案として出たのはこのくらい。

1は都内の単身者向け物件だとスペースの都合上かなり厳しいので、より現実な選択肢は2と3になる。
4はエニタイムがシャワーしかない(お風呂がない)ので、好みの問題となるが優先順位はかなり低め。
5は言わずもがな。

紅蓮の行動圏内(定期券範囲内)にゴールドジムは存在しないので、3を選んだ場合も恐らく引越が伴うと思う。

ジムのために引越するのもどうかと思わなくはないし、実際に不動産屋の営業からは引越の理由がそれだけならやめとけと言われることも割とよくある。
ただ、前回も今回も緊急事態宣言をズルズルと延長されて不便な状況を強いられているので、解消を目指したアクションは適宜とっていきたい。