サイゼリヤでランチ代が払えず詰んだ話
みなさんこんにちは。
サブ機のモバイルノートを実家のWi-Fiに繋いで記事を書いている紅蓮です(帰省中)
今日は紅蓮がサイゼリヤで詰んだ話ではなく、同行してたフォロワーさんがサイゼリヤで詰んだ話です。
サイゼリヤで使えるのはVisa/MasterCardと交通系ICのみ
サイゼリヤといえばもともとキャッシュレス決済導入には慎重派で、PayPayをはじめとしたバーコード決済が流行した時期も慌ててキャッシュレス決済を入れたりしていませんでした。
キャッシュレス決済の導入開始が去年、全店で導入完了したのが今年の4月と、キャッシュレス対応は後発組となっています。
そして、キャッシュレス決済として実際に使えるのはクレジットカード(Visa/MasterCard)とSuicaのみとなっています。
自前で写真を撮れなかったので他ブログの内容に頼りますが、下記のブログに掲示されているレジ前の案内ボード(アクセプタンスマーク)に書いてある決済手段と現金のみ使用できます。
前述の記事のように、サイゼリヤの社長はキャッシュレス決済導入にはかなり慎重なスタンスを取っており、「流行り廃れが激しいバーコード決済にはわざわざ対応しても仕方ない」「普遍的に使えるクレジットカード(Visa/MasterCard)、交通系IC(Suica・PASMO等)のみ対応」といった判断となったのでしょう。
サイゼリヤで使えない決済手段はけっこうある
繰り返しますが、サイゼリヤで使えるのはクレジットカード(Visa/MasterCard)とSuicaのみとなっています。
逆に使えない決済手段で主なものは以下の通り。
クレジットカードがVISA/MasterCardしか使えないのは小規模な小売店やネット決済などでよくある話で、Visa/MasterCardは契約先のカード会社で対応できるものの、JCBは基本的に個別で契約する必要があるため、加盟店手数料が嵩むのを嫌ってVisa/MasterCardのみに絞ったと考えると自然でしょう。
デビットカードは使えない店が多い
当初の「フォロワーさんが詰んだ話」に戻りますが、例のフォロワーさんが詰んだのは「サイゼリヤで対応していないデビットカードで支払いをしようとしたため」でした。
サイゼリヤに限らず、デビットカードは使えない店の方が多く、対応しているのは一部のチェーン店のみと考えたほうが良いでしょう。
上記の2記事で「使える」「使えない」だいぶ温度差があるのは、前者は銀行、要するにデビットカードを使ってほしい立場の会社が書いてるので、現状に即してなくても「使える店はある」と書かざるを得ないからでしょう。
後者はバッサリと、
大手コンビニでは、現状J-Debitに対応している店舗はないと考えましょう。
…といったように切り捨ててますね。
最低限の現金は持ちましょう
本人の名誉のため、名前と行先に関しては伏せますが、簡単に事件当日の流れについて解説したいと思います。
サイゼリヤでの食事後、別会計で私が先に食事代を払い、店外で待機していたところ、なかなかフォロワーさん支払いが終わらなかったので、不審に思って店内に戻り、助け船を出しました。
店員「申し訳ございません、デビットカードはご利用いただけません」
フォ「なんで使えないんですか??」
店員「えぇ・・・(困惑)」
紅蓮「店の入口にもレジ前にもJ-Debitのマークないし、使えなくて当たり前でしょ」
フォ「え?」
紅蓮「サイゼリヤで使えるのはクレカ(Visa/MasterCard)とSuicaのみでしょ。クレカあるの?」
フォ「ない(´・ω・`)」
紅蓮「まじか。Suicaの残額は?」
フォ「ほとんどない(´・ω・`)」
紅蓮「まさか現金ないわけじゃないよね・・・?」
フォ「おろしてない(´・ω・`)」
紅蓮「えぇ・・・(困惑)」
フォ「(´・ω・`)」
紅蓮「俺が代わりに払うので、Suicaでお願いします」
店員「かしこまりました。Suicaで850円頂戴します」
紅蓮「すみません、お騒がせしました」
今回はたまたま2人以上の飲食で、私が助け舟を出せた(代金の立て替えができた)ので事なきを得ましたが、フォロワーさんが1人で食べに行ってたら詰んでおり、最悪の場合、無銭飲食で警察沙汰になっていたかもしれません。
そもそも人と会って食事やショッピングに行く予定なのに予めまとまった現金を準備していない時点で大人としてアレな部分はあるといえましょう。
今回みたいな食事代が足りないパターンならともかく、災害時にデビットカードもSuicaも使えなくなったらどうするつもりなんだか。
最低限の現金を持ち歩くのは大人の常識として、キャッシュレス派として暮らすのであれば世の中のキャッシュレス決済の対応状況を正しく理解してほしいものです。