紅蓮のネタ帳

技術系の話を中心とした雑多なブログ

パソコン買い換えました(セットアップ編)

7~8月は色々ドタバタしていた紅蓮です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回に引き続き、パソコン買い替えの話です。
下書きに記事を入れて2ヵ月ちょっと経ってしまいましたが、とりあえず公開します。

初期設定

パソコンの初期設定としてやった内容はざっとこんな感じ。

  • Windows10をローカルアカウントでセットアップ
  • プリインストールされてるマカフィーのアンインストール
  • esetのセットアップ
  • Google Chromeのセットアップ

Windows10はローカルアカウントでセットアップした。
なぜローカルアカウントにしたかというと、Microsoftアカウントでログインする運用にするとWindows Update適用時にパスワードを聞かれる等の面倒なことが多いため、ローカルアカウントのほうが運用しやすいといった理由があるためだ。 

サブ機のノートPCはMicrosoftアカウントでログインするようにしてしまったため、時折こんなトラブルも起きたりする。
Windows10のセットアップ時は画面の案内の通りにセットアップしようとするとMicrosoftアカウントでログインするよう誘導されるようになっているが、特段の理由がなければローカルアカウントでセットアップするのが無難であろう。

esetのインストール(マカフィーのアンインストール)

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esetのダウンロードカード

今回セキュリティソフトはesetを入れてみることにした(ちょうどPrime Dayで安売りしてたので)
esetを入れる際の注意点はこんな感じ。

  • esetのインストーラーには他社製セキュリティソフトの検知機能はあるが、他社製セキュリティソフトのアンインストール機能はない
    手動で他社製セキュリティソフトをアンインストールする必要がある*1
  • スマホでダウンロードカード掲載のQRコードを読み取って登録しようとするとスマホ版のeset(これもライセンス1台分)のダウンロードに誘導されるので、登録作業はパソコンから行う必要がある
  • esetとGoogle検索しても実行ファイルのダウンロードサイトが上位に出てこないので、URLの手打ちがほぼ必須
  • ユーザー登録はWebサイトではなくアプリケーション上で行い、ライセンス情報はローカルにテキスト保存&登録したメールアドレス控えを送信
    他のパソコンにインストールする際はライセンス情報に含まれるプロダクトキーが必要なので、テキストファイルやメールは大切に保管する

一応、パソコンに慣れている人であれば難なくできるとは思うが、セットアップはかなりめんどくさい部類に入る。
自作PCでもない限り、だいたいのパソコンにマカフィーがバンドルで入っているので、まずこれをアンインストールして、そのあとにesetを入れる必要がある。

また、esetのダウンロードサイトが出ないのは、もともとダウンロードカードなしでオンライン販売もしているソフトであるため、おそらくダウンロードページには無用なアクセスがないように検索除けが入っているのはないかと思う。
一応、「eset ダウンロード」のような形で検索すれば公式サポートページのダウンロードリンクにはたどり着けるが、このページはesetの他製品のダウンロードリンクもひとまとめになっているため、URLを手打ちするのが一番早くて確実となる。

Google Chromeのセットアップ

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Microsoft EdgeChromeをダウンロードする

esetを入れたら、お次はGoogle Chromeのセットアップ。
インストーラーをダウンロードするためにMicrosoft Edgeを起動してBingで検索することになるが、この辺はMicrosoftも想定しているのか、割と切実な引き留めがある。

検索エンジンに細工を入れるくらい切実なんだなー、と感心しつつ、引き留めは無視してダウンロード&インストール。
Chromeはインストール後にGoogleアカウントでログインするだけでブックマークや拡張機能をすべて復元してくれるので、ほぼインストールのみで使える。素晴らしい。

旧PCからのデータ移行

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SATAのUSB変換アダプタ

パソコンの最低限のセットアップが終わったので、データの移行も続けて実施した。
紅蓮の知る限り、データ移行の方法で有効なのは以下の4通り。

  • 外付けHDDを使う
  • オンラインストレージを使う
  • SSD・HDDを共有状態にしてLAN経由でコピーする
  • SDD・HDDを取り出してSATA変換ケーブルで接続する

他にも専用USBケーブルと移行ソフトを使う方法などがあるが、専用ソフトの購入が必要かつ、買ったUSBケーブルがほかの用途で使用できない等の不便な点が多いため、個人的には論外と思っている。

上記に挙げた4通りのうち、上3つの方法はいずれもコピー中は移行元のPCの電源を入れておく必要があり、今回の旧PCの故障の症状(突然の電源断が発生する)ではコピー作業中に電源が落ちる可能性があるため、危険と判断した。
SATA→USBの変換アダプタを買うことにはなったが、今回のようなデータ移行やHDD・SSDの故障時のサルベージに汎用的に使えるため、変換アダプタは持っておいて損はないと思う。

実際に移行処理を行った際の状況は以下の通り。

  • 旧PC Cドライブ(SSD/OS格納)
    OS格納のドライブは不用意に丸ごとコピーすると、Program Filesフォルダを中心にコピーガードがかかったファイルが入っている場合があり、エクスプローラーが異常終了する場合がある。
    なので基本的にユーザーフォルダのコピーのみ行い、プログラムは新PCでインストーラーを実行してセットアップすることになる。
    ただし、ユーザーフォルダの配下にあるAppData内にコピーガード入りの実行ファイルを配置するお行儀の悪いプログラムがいるので、AppDataはコピー対象から外しておくと吉。
  • 旧PC Dドライブ(HDD/データ格納)
    こちらは丸ごとコピーで問題はない。
    600~700GB程度のデータ量だったが、コピーは2~3時間で完了。
    HDDなのでSSDと比べると転送速度はだいぶ遅いが、USB 3.0のアダプタを使っているのでそこまで遅いといった感じではなかった。

これで最低限使える状態にはなった

とりあえずデータ移行まで済ませて、PCが最低限使える状態にはなった。
あとは各種ソフトやユーティリティを入れたり、プログラミングの開発環境作ったり等々あるが、その辺は気が向いたら個別記事として書こうと思う。

*1:Windows Difenderは自動的に無効化されるので、そのままにしておいて問題ない